2013年06月24日

嬉しい躊躇 〔中村〕

 所狭しとひしめき合っていた生徒たちが帰路についた後の公民館(牛久保校)。


 そこには自主的に残って勉強していく者たちの姿がある。


 連日の塾で疲労が溜まっているだろうに、彼らの“絶対成績向上”という執念がそれを消去しているかのようだ。


 (勉強を)やればやるほど疲れが取れて、元気になっていく………彼らを見ていると、そんな錯覚すら覚えてしまう。


 頭は一切動かない。一方で、字を書く手が休む暇は全くない。


 かの野口英世は、『誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ』という名言を残しているが、確かに、天才は努力によって作られるのだとしみじみ思う。





 時計の針はまもなく午後11時。


 勉強に夢中で、没頭し、専念し、熱中し、懸命で、必死な彼らの手を止めるのは、気がひけて一瞬ためらってしまう。


 頑張って、でも無理しないで、という親心に似た心境である。


 「じゃあ、今日はここまでね」


 彼らの“まだやれるのに…”なんて言いたげな表情に、立派な子たちだな、と感心してしまうのであった。

  


Posted by 立志塾  at 00:05中村