2008年02月29日

第4期生 通常最終日〔塚越〕

毎年、最終日には何かが待っている。
 “私を驚かせよう”という“サプライズ”も、そうそう“ネタ”があるものではない。

 昨年は生徒諸君が、ZIPFMのDJコバタク(私のかつての教え子)の番組に私を介さず交渉してくれた。
 そのことを察してくれた拓一郎もさすが!!
 生徒からの感謝の気持ちが、かつての教え子であるコバタクの口を通して、番組内で私に伝えられた。
 さらに、生徒からの感謝のメッセージが、拓一郎が選んだ“漆塗り”の電報に入れられ自宅に届いた。

 どうやら、今年の卒業生はこれを超える“サプライズ”に挑んだらしい。


 とりあえず、全員が制服で立志に来た。
 ⇒ここまでは慣れてる。毎年最終日は制服で来るという伝統を生徒諸君が勝手に作ってくれた。

 勿論、授業をした。
 そして最後に、私が伝えたいことを語った。
 すると、「先生、外に出てって。」と言われた。
 ⇒んっ?? 何がはじまるのか??

 5分ほどすると生徒が私を呼びに来た。

 教室に入ると“奇妙”な女子中学生??がいるではないか!!!
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~立志塾だより“史上初の4ショット”~

 “京子先生”、というべきか・・・

 “奥さん”、というべきか・・・

 “ママ”というべきか・・・

 “バカ”というべきか・・・
 
 生徒が制服を貸したようである。
 “塚越”という名札まで生徒がどこかで注文してわざわざ買ったらしい・・・
 彼女は今日、授業のない日である。
 私に隠れてこんなコスプレに走っていた・・・
 


~結婚10周年です~

 何で、生徒の通常授業の最終日に私たち夫婦の“結婚10周年”を祝われているのか・・・

 二人で“ケーキのろうそく”消した我々は一体、何ものなのか・・・

 BGMには10年前の結婚式の時に私が選曲して実際に使ったMDが流されていた。立志牛久保校にエリッククラプトンやブライアンアダムスが流れていた・・・


 しかし、教室の雰囲気が一瞬で一変した。

 我々4人それぞれに代表者からメッセージの朗読をしてくれた。

 京子先生へのM.Tの朗読。
 ⇒本当に立派になったね。男らしくなった。君がこの学年を引っ張ってくれたことは間違いないです。ありがとう。

 中村先生へのS.Yの朗読。
 ⇒泣き虫は変わらないけど、いつも心のこもった言葉、すごく伝わるよ。ありがとう。

 金田先生へのK.Nの朗読。
 ⇒小6から長いこと教えたね。この学年は小6の時3人でした。どんどん生徒が増えたこと。先生達と一緒に体験したよね。公民館で入塾試験を受けた最後の生徒になるのかな・・・ありがとう。

 私へのS.Yの朗読。
 さすがに元生徒会長。原稿なしで雄弁に語ってくれた。もう言うことなしです。君とお姉ちゃんと君のご両親には感謝の言葉しか浮かばない。ありがとう。

 そして、
 “立志卒業アルバム”を4人の先生それぞれに作ってきて渡してくれました。
 ⇒全員のメッセージと写真。すごく丁寧にきれいに作ってくれました。京子先生はマジで泣いていましたよ。
 宝物が一つ増えました。ありがとう。



~大合唱~

 南中の校歌の大合唱、素晴らしかった。
 君たちの学年が学校で校歌を歌うのを何回も聞いたけど、今まで聞いた中で、ズバ抜けて素晴らしい大合唱だったよ。



 本当にありがとう。

 

 大好きです。4期生。



 そして、

 あと、10日。

 立志の力を見せつける時は近い。

 最前線講習でさらに力をつけるぞ。
  


Posted by 立志塾  at 01:14塚越

2008年02月25日

ありがとう〔金田〕



 牟呂校4期生、本当にありがとう!!花束、通知表?、色紙、その他いろいろ…
何よりも最後のS.Iが代表してくれた言葉がうれしかった。

「立志は牟呂も牛久保も合わせて家族みたいなものだから…」

手がかかったぶん、最後はほんとにいい終わり方だったと思えた。いろんな意味で規格外の学年だった。全員そろっての「ありがとうございました!」は心に沁みました。こちらこそありがとうございました。みんなの人生に幸多かれ!!

今日は多くを語るまい。この心地にしばらく浸ります…




P.S. 色紙の中に見つけたよ。Y.Uありがとう!  


Posted by 立志塾  at 23:25金田

2008年02月24日

最終週〔金田〕

 牟呂の中3は金曜日、昨日、今日、そして明日と4日間連続で塾に来ることになる。そして、明日月曜日が最終日となる。そしてその翌日は牛久保が最終日。毎年のことだが、この日が来て欲しくないような、早く過ぎ去って欲しいような、複雑な気持ちに揺れている。
 振り返ればこの学年は開校の時、小6の冬。牛久保が4名、牟呂は3名でのスタートだったと記憶している。牛久保校の初日は12月2日。外は雨。算数受講者は3名だったが、そのうち1名は体調不良で欠席…細部まで記憶がはっきりしている。今では両校で約60名。人数は増えても、ひとりひとりにそれぞれの思い出がある。同じ場所で同じ時間を共に過ごした仲間たちとの別れがくるのはとてもつらいことだ。しかし、彼らにはこの先、前途洋々の未来が広がっている。その船出に立ち会うのだと思えば、このうえない幸せともいえる。だから、最後の授業は精一杯話しをしよう。精一杯気持ちを伝えよう。もう二度とこの場所、このメンバーで同じ時を過ごすことはないだろうから。
 この3月から両校で約80名の新たな立志生が生まれるが、彼らとの別れも今年以上に充実したものになるよう、気持ちも新たに全力でがんばっていきたい。  


Posted by 立志塾  at 17:54金田

2008年02月20日

公立推薦入試、全員合格!!!〔塚越〕

 おめでとうーーーーーーーーーーーーー!!!!

 立志からの公立推薦受験者が

 全員合格!!!

 もう一度、

100%合格!!!

 豊橋東(2名)、国府(3名)、豊橋西(1名)、豊橋商業(1名)、国府(商)(1名)、宝陵(生活福祉)(1名)

 本当におめでとう。


 そして、一般入試受験者へ

 ここからだぞ。
 立志の力を見せる時は近い。
  


Posted by 立志塾  at 17:11塚越

2008年02月18日

徒然写真館・2月 〔中村〕

 現在、立志塾の2校舎では中1・中2のテスト週間中のため、教室開放・対策授業が行われています。年度の締めくくりです。新学年への良いステップとなるように頑張ってください。

 さて、徒然なるままに写真を並べさせていただきます。
①神の手

 知人から携帯メールで送られてきた画像。“お~、なんじゃこりゃ~!!!!雲が手の形に!!!!”と大変驚きました。何でも沖縄で撮影されたもので、現地では度々このような現象が見られるとか......。
 んな訳ないだろ、とネットで調べたところ.......数年前に海外で作られた合成写真であることが判明。巷では有名な画像のようでした(ムムム)。一瞬いい夢を見させてもらいました。

②作品展


 息子の通う保育園で催された作品展へ。工作・絵画など、テーマ別に所狭しと陳列された子供たちの作品群は圧巻。無垢な創造力に癒されました。それにしても、保育士さんたちは後片づけが大変だろうなぁ、といらぬ世話を焼いていたのは多分私だけでしょう。

③オキザリス

 牛久保校の花壇を勝手に占拠し栄華を極めんと、また“アイツ”が繁殖を始めました。そう、オキザリス(黄色)です。知らぬ間に根付き、繁茂する根性は立派としか言いようがありません。でも可愛らしいので許しちゃいます。

④雪化粧

 2月9日(土)、昼に牟呂校で中3直前講習をしていると、ちらほらと雪が舞い始めました。あれよあれよと言っている間に本格的になり、建物の屋根や道路がが真っ白に。こちらとしては、授業中にとんだ邪魔者が入ってきてやれやれといったところだったのですが、授業後生徒たちは疲れた頭を雪合戦でクールダウンしていたようです。

⑤バレンタインデー


 とにかく大量にいただきました。女子生徒のみんな、ありがとう!!。現在も体内の残留カカオ濃度は高いままです。

⑥商工会議所にて

 昨日、息子が通う英会話教室による児童英検なるものがあったため、会場となる豊橋商工会議所に行ってきました。筆記用具すら必要としない、簡単な英語に動作などで答えるといった内容だったようです。豊橋市内の各教室から多くの生徒たちが集まっており、5階の全室を貸し切って行われていました。
 ちなみに我が子を教えてくださっている先生は、立志生のお母さん。
「いつもお世話になります」「こちらこそ」
 持ちつ持たれつ、ありがとうございます。  


Posted by 立志塾  at 23:20中村

2008年02月13日

執筆活動開始 〔中村〕

 昨日のブログにあった金田先生の読書に対するお考えは立派ですね。私はどちらかというと歴史に疎い人間ですので、歴史に対する考え方はとても参考になりました。

 さて、私はたまに牟呂校からの帰路を通常よりも伸ばし、汐田橋の精文館書店(TSUTAYAを併設)に立ち寄ることがあります。ここは24時間営業のため夜遅い社会人や、手持ち無沙汰な愛大生には大変都合のいい商業施設になっています。書籍、文具、CD、DVDが品揃え豊富で、ちょっとのつもりがついつい長い寄り道となってしまいます。
 立ち読みで終わることが多いのですが、大概は子供の絵本や自分の趣向に合わせたものを品定めして時間を過ごします。

 昨年の暮れ、私はここで『文學界』12月号を購入しました。日本で歴史と権威のある文芸誌です。
 毎日就寝前に布団の中で何かしら読むようにしているのですが、最近は仏像やら仏教といった類のものばかりだったので、無作為に純文学、大衆文学に浸ることを忘れていました。
 私は小説といえば純文学、大衆文学専門で、歴史・SF・ホラーなどには手を出しません(歴史の知識がまだまだ乏しいのと、何でもありな世界には入り込めないので)。しかし、先入観なく様々な作品に触れることは非常に新鮮であり、また自分の世界観を見つめ直すいいきっかけとなるのでやめられません。そして数多くの文筆家たちのメッセージに思いをはせます。


 先日、第138回芥川賞・直木賞が発表されました。芥川賞を受賞された川上未映子さんは、私よりも年下の歌手。これまでにもいくつかの作品を発表され、その独特な世界観が注目されている女流作家でもあります。テレビでその姿を拝見しましたが、輝いている彼女からは何か力強いパワーを感じました。


 偶然ではあるのですが、川上さんの受賞作『乳(ちち)と卵(らん)』は、あの日に私がたまたま購入した『文學界』に掲載されていました。これも何かのめぐり合わせか......などと自分勝手に考えていました。
 才能を開花させている人間の放つオーラに少なからず触発されて、久しぶりに“書きたい病”が発病してしまったようです。
 私は、大学時代は文芸学科というところに籍を置いていました。社会人となり、「先生は今でも芥川賞受賞という夢は捨てていない」なんてことを生徒諸君の前で言い続けて10年余りが経ってしまいました。この10年余りの間にいろいろな経験をし、いまならそれなりのものが書けそうな気もします。

 というわけで、数日前から執筆を始めました。目指すは第107回文學界新人賞。

 大学卒業以来全く書いてこなかった素人には極めて高いハードルではありますが、挑戦のし甲斐はあります。規定枚数は400字詰原稿用紙100枚程度。現在、10枚しか書けていません。締め切りは6月末。繰り返し推敲し、削除、加筆をしていかなければならないので、早く一通り書き上げてしまわなければならないのですが......。

 今回の目標は一次審査通過です。しかし夢は「文學界新人賞受賞」からそのまま「芥川賞受賞」、ついでに調子に乗って「豊橋名誉市民」まで。おバカな妄想はとどまることを知りません。

~とりあえず頑張ってみます~  


Posted by 立志塾  at 00:01中村

2008年02月12日

歴史を学ぶ〔金田〕

 忙しい合間をぬって定期的に本は読んでいます。ジャンルは多岐にわたりますが、今月購入した何冊かのなかで(毎月の第1週にまとめて何冊か購入することにしている)目玉だと勝手に思っているのがこれです。↓

「とよはしの歴史」

 自他共に認める歴史好きが高じて、細部にまでこだわる癖とあいまって郷土史にまで興味がわくようになっています。以前に牟呂校に置いてあった「牟呂史」は隅から隅まで何度も読み尽くしました。今回はもう少し範囲を広げて豊橋全体の歴史をじっくり堪能しようと思っています。豊橋市にはざっと挙げてみるだけでも、嵩山の蛇穴、霊峰石巻山、瓜郷遺跡、馬越長火塚古墳、東観音寺、普門寺、吉田城、二連木城、向山大池、豊橋ハリストス正教会などなど、各時代の遺構が数多く残っています。そのほとんどを訪れたことはありますが、歴史的な背景など知らないものもまだまだあります。(振り返れば中学生くらいから、図書館などで郷土史の本を読み漁り調べもしましたが、今はインターネットで細部までわかるようになっています。便利な世の中になりましたね。)この本を読むことで、自分の知識が深まることが楽しみでなりません。
 普段から歴史を学ぶことは我々人間にとってとても重要なことだと思っています。それは単に先人たちの知恵を学ぶことだけでなく、自分という人間が今ここに存在しているルーツを知ることになるからです。連綿と続く人類の歴史のなかで、今、周りにいて支えてくれる人たちを横軸とするならば、我々の先祖、そして、これから来る未来へと続く子孫たちは縦軸だといえばいいでしょうか。その軸の交点に自分が存在していると思うと、先人への感謝と子孫への英知の伝達を歴史を通じて学ぶことは当然のことだと思うのです。歴史を軽視する人には思想がなく、哲学は薄いものと思わざるを得ません。逆に人として、存在感に満ち溢れている人は必ず歴史から学び、自らの思想を形成する糧としている場合が多いように思います。今後も自己研鑽の意味を含めて、歴史の学習はライフワークとしていきたいものです。
 
 現在、中日新聞の誌面上で「三河物語」の連載が続いています。これがまたとても面白いです。現在は既に武田氏が滅びる直前まで話は進んでいますが、数ヶ月前の吉田、牛久保付近の件はとても身近で興味深いものでした。我が家も資料に残っているだけでも、「寛文」(1661~1672)の頃に亡くなった先祖がいることがわかっています。それ以前は戦国の世を駆け抜けた土豪のうちの一人だったようです。菩提寺には十数基の墓がズラッと並んでいます。こんなことを書いているうちに歴史の虫がうずいてきました。また一度詳しく調べてみようかと思います。  


Posted by 立志塾  at 09:12金田

2008年02月10日

“社員”ではなく“先生”〔塚越〕

 昨今、リストラという言葉が新聞紙面を踊らなくなったものの、“合理化” “生き残り”をスローガンとした企業合併は依然として後を絶たない。 あたかも「規模が大きい」=「質が良い。」という単純な図式を描かせるような社会の動きである。

 確かに、巨額な投資の必要な自動車などの『製造業』には当てはまるであろう。トヨタより良い車、一から作ることを考えようとも思わない。

『アパレル』に関しては安価なアジアの労働力に頼らねば、もはや戦うことはできない現実がある。小規模の会社では太刀打ちできない部分もあるだろう。

 銀行、生命保険などの『金融業界』では合理化だけでなく“グローバル化”というペリーの来航にまで立ち向わなければならない。

 さらに、コンビニ、スーパーなど『小売業』ではコスト削減こそが生命線とも言える。

 しかし、

 『規模と質が無関係』な業種、
 いや、我々が無意識に『規模ではなく』まず、『質』を優先させて選んでいる業種、たくさんある。

 私の実生活に関わりのあるものを列挙するだけでも、

《歯医者》
 チェーン店は存在するのだろうか。私は単純なので“痛くない、治療が早い、待ち時間が短い”そして、何より“評判が良い”とこに行く。

《税理士》
 当たり前だが、“知識が豊富”、“正義感が強い”“きっちりしている”そして、“評判が良い”とこにお願いしている。

《鍼灸院》
 私は通っていないが、私の母親は常日頃言っている。あそこは“腕が良い”“親切だ”そして、“評判が良い”と自慢している。

 共通していること。「あの人がやっているから・・・」
 これが選ぶ基準の90%は占めてるのではないだろか。

 子供が通う《内科医》も、以前に相談したことのある《弁護士》も同じである。
 “規模がでかい”という理由で全く選んでいない。



 そして、《塾講師》


 
 これらに共通していることがある。




 そうです。



 全部、 「先生」 と呼ばれる職業。



 「先生」は「個人(人間)の質」こそが商品。
 その他の周辺事項は、決定的に重要ではない。
 「先生の質」は決定的に重要。
 その「質」を計る基準は何なのか?



 「評判」




 傲慢と思われても構わない。
 生徒諸君は「私のいない立志牛久保校」、「金田のいない立志牟呂校」へ通うだろうか?



 そこが結論。


 “社員”ではなく


 我々は“先生”でありたい。


 「あの先生がいるから・・・」
 こう思ってもらえる「先生」でありつづけること。


 これが我々の究極に目指すところ。  


Posted by 立志塾  at 11:44塚越

2008年02月05日

厳しさ〔金田〕

 中3向けの三者懇談会が両校ともほぼ全員終了した。真剣な中3生とそのご父母の方と話した直後なので、自ずと中3はもちろん他の学年の授業でも意識付けの話に一段と気合いが入ることになる。昨日は牟呂の中1。先行で2月から入塾した子を迎えた初日だったが、授業の最後に真剣に話をした。特に強調したのは「本当の厳しさ」についてである。
 
 立志塾はやるべきことをきっちりやることに厳しい塾だ。自学ノート然り、教室開放然り、暗記コンクール然りである。取り組みの物足りない生徒に対しては自学ノートのコメントや授業前後の面談で、時に励まし、時に叱咤し、改善を促す。楽しいばかりでも生徒の実力は伸びないし、厳しいだけでもだめだと思う。また、厳しくするポイントを間違えてもいけない。そこのギリギリのさじ加減は講師の力量による。なかにはそれを苦痛に感じる子もいるかも知れない。しかし我々はぶれないことだ。もちろん目先の態度を気にして甘やかすことも簡単なことだろう。また、「嫌われるかもしれない。」「わかってもらえないかもしれない。」という不安もよぎる。でも、

そこに踏み込んでいくことができるか?

それが我々に課せられたひとつの課題であるように思う。今この瞬間、「なんで?」と思われても、数ヶ月先、数年先に伝えたかった本質に気づいてくれればいい。安易に気に入られる講師よりも、厳しくても受け入れられる講師でありたい。

 多くの塾も謳っているように、生徒の「人間形成」をも塾が担おうとする姿勢は大切なことだと思う。たかが塾屋がと思われる方もいるかも知れないが、取り組む我々は常に真剣である。

努力をすることの大切さ

やっぱり学問には王道しかないこと

失敗を糧にして立ち上がる術

目上の人に対する礼儀

競い合える仲間との健全なライバル関係

目標を達成できたときの充実感

もっと上を目指したいと思える自分への自信

これらのことはすべて学習を通じて形成できる。故に塾では多くのことが学べる。数字上の結果にこだわることも大切だが、それ以上に生徒たちにとって今必要なことだってたくさんある。そこのバランスを欠いてはいけないと思う。

古い手法なのかもしれないが、まずは自分たちの情熱のみで、これからも、これらのことを生徒に一生懸命伝えていこうと思う。
  


Posted by 立志塾  at 17:26金田

2008年02月04日

ことばとの出会い 〔中村〕

 先日、ある生徒のお母さんとの会話で、「立志塾だより、いつも見てます」というお声をいただいた。「立志塾の先生方はみな立派な考えをお持ちで、文章もホントお上手ですね」と感心しきりのご様子であった。

 この立志塾だより、情熱溢れる生真面目な内容から、クスッと笑える和やかな内容まで様々な文章を掲載させていただいているが、どんな時でも作成者はいたって真剣である。端的にその日に決めたテーマを表現することは容易ではない。世間には、思うがままに書きなぐったために支離滅裂な日記になっている塾ブログも存在するが、我が立志塾だよりはそんな浅はかな土台に成り立っているのではない。
 読んでくれている方々に我々そのものを伝え、前向きな共通認識をひとつでも多く持つツールとして愛読していただければ幸いである。



 今日の午前、我が家に宅配便が届いた。「おっ、結構重い..」妻がダンボールを広げると、中からは何冊もの本が。

 
 それは、私が注文しておいた幼児向け書籍である。同じシリーズのものが10冊。タイトルは「言葉図鑑」という。

 この本との出会いは牟呂の明照保育園であった。偶然目に留まったそれを手に取って目を通した途端、私はうなってしまった。「う~ん、これはいい!!」
 数多くの日本語が品詞別に、有名絵本作家の五味太郎氏の絵によって解説されている。すぐに我が子に与えてやりたい、と思った。と言うよりも私自身が手に入れたいという欲求の方が強かったのかもしれないが......。
 かくして、シリーズ10冊をまとめて購入するに至った。あの『日本の仏像』以来の“おとな買い”である。

 

 正しい言葉との多くの出会いは、その人の人物像・考察力に関わる極めて重要な体験であると考える。小学生の国語授業を担当してつくづく感じることは、こどもたちのボキャブラリーの乏しいこと。言葉の意味を分かっていないがために、筆者の描く世界を的確にとらえる能力の低い生徒が少なくない。
 それは漢字力にも影を落とす。漢検の過去問題をやらせてみると、漢字の持つ意味とその組み合わせによる日本語の成り立ちについて行けるのは、日頃から読書の習慣があり、人よりも数多くの言葉を知っている生徒である。



 我々も日頃から読書は欠かさない。そこで何かを感じ何かを考える。あらゆる思考とその表現は言葉によって成立する。
 この先も多くの方々に愛され続ける立志塾だよりであるために、我々は言葉にうるさい表現者であり続ける。

PS.週刊『日本の仏像』は、現在34巻まで到達(全50巻)。どーでもいいか。  


Posted by 立志塾  at 14:11中村

2008年02月03日

キリ番歴史館〔塚越〕

 ついに、カウンターが“100000”を迎えました!!!

 10万! 十万! 壱拾万!

 “キリ番歴史館”ご覧あれ!!!


 “現存する最古のカウンター映像”です。まったくキリ番ではありません。これ以前の写真がないのです。
 ただ、000001も000002も私の脳裏には焼きついています。000100になった時に、牛久保校の職員室で、一人小さくガッツポーズしていた自分がかわいいです。
 夕方コーヒーを飲みながら“あっ100だ!!”っと思った瞬間が何だかすごく思い出深いのはなぜだろう・・・


 美しい!! これぞ、キリ番!! というべき数字の羅列。私の記憶が確かなら、現高2のO.Tだったと思う。自学ノートでの“つぶやき”今でも思い出すと笑えます。まだ、拓一郎のラジオ聴いてる?? また、連絡してね。


 誰だったかな・・・ 予告もしていないのに勝手に撮って送ってきたキリ番です。この頃からキリ番に商品をあげるようになったように記憶してます。とにかく、“一人よがりのキリ番” 第一号でした。


 これはすごく覚えてます。20000の時は生徒諸君を結構あおりましたね。現高2のK.H君と現高1のS.Sさんの二人が同時に20000の写真を送ってきましたね。K.H君には立志の講師全員のサイン入りのテニスバッグを贈呈しました。あれ、まだ使ってるよな?? オレンジのど派手なテニスバッグ。報告を待つ。

ここで、強引なキリ番を二つ。


ご・ご・ご・ごういん・・・ 
 この二つ誰だったかな??? 強引すぎて商品をあげなかったことだけは覚えています。でも、先生のコンピューターには残ってました。
 今思うと、これだけのキリ番への執着、ありがたかったです。


 これは私です。
 50000を超えた頃くらいからはキリ番のことはほとんど言わなくなったかな。
 “次は100000の時に告知しよう。”とずっと思ってました。この“77777”は自分で言うのもなんですが、美しい!!!


 “100000”です!!!

 実は、99700くらいに告知しようと考えてました。
 今朝(日曜の朝)はまだ99600くらいでした。
 私は牛久保校でずっと3者面談をしていました。当然、キリ番のことより面談がずっと重要ですので、すっかり忘れていました。
 そして、面談終了直後に、メールの音が・・・

 
 “先生、キリ番とりました。”←早いよ!!!っと突っ込みたかったのですが、もう時はすでに遅し。

 商品の告知のないいままに通り過ぎてしまいました・・・


 誰がとったのか???
 

 やはり、彼でした。



 Mr.Risshi と書けば、立志通の方ならお分かりでしょう・・・  


Posted by 立志塾  at 23:28塚越