2013年07月17日
『檸檬』〔晃詳〕
授業を終えて、
ふと本が読みたくなって、
深夜の書店に向かいました。
手にしたのは、
梶井基次郎の『檸檬』。

中学生のみんなは、まだ触れたことがないかも知れません。
私自身も、高校生の頃に、
当時の現代文の教科書で読んだのが、初めてだったと思います。
今でも掲載されているのでしょうか。
「えたいの知れない不吉な魂が私の心を始終おさえつけていた」んですよね~。
(「 」部、本文より抜粋)
とはいえ、話の内容や展開は、私はすっかり忘れてしまっていて、
思い出したのは、
当時、作者・梶井基次郎の顔写真に落書きをしたことだとか、
少し気になっていた女の子が、授業後に、教室の後ろの黒板に檸檬の絵を書いていたこととか。。
今日はそんな暑い夏の夜。

~この表紙デザインも素敵です~