2015年09月14日

秋風に誘われて 〔中村〕

 9月の涼しげな風に触れると、不思議なもので空気の匂いや空の色合いにまでも秋を感じる今日この頃です。


 街には、盛夏の喧騒がずっと昔のことであったかのように、おだやかな時間が流れているように感じます。


 慌ただしい毎日でありながら、


 ふと立ち止まる時間がこの時期には与えられているような気がして、


 自分に残された、この先の人生という時間の過ごし方を、自問自答することが多いです。


 『論語』に、“四十而不惑(四十にして惑わず)”とありますが、


 まだまだ不安定にしか生きられない自分は本当に未熟です。




 
 
 私が仏像に入れ込んだのは、今から8年前。

~講談社 週刊日本の仏像~



 人生初の定期購読を衝動的に(笑)。


 これら偶像を通じて、これまで全く知らなかった仏教の世界観、奥深い哲学の一端に触れ、


 人間という生き物、よい生き方をするための思考、この世の中の普遍的な原理といったことを知ることが出来たことは、私に大きな影響を与え、心に栄養をくれました。


 


 久し振りに、京都の静かな堂宇に身を置いて、自分自身を見つめたい。


 そんな欲求を掻き立てるのもまた9月の風なのです。  


Posted by 立志塾  at 00:01中村