2020年06月13日

最年少記録[金田]

私は自分自身ができないことを見るのがとても好きです。

野球はもちろんのこと、テニスなどスポーツ系、

オーケストラやピアノなどの音楽系、

そして最近またマイブームになってきたのが、

将棋の対局を見ることです。



ここからひたすら駒が動いていきます。

1局がだいだい10〜15分ほどで見られます。

プロ棋士の繰り広げる巧みな指し手に、

ただただ驚くばかりで見ていて飽きることはありません。

ちなみについ先日は名前が見えているように、

渡辺明三冠と藤井聡太七段の棋聖戦での対局を見ました。

少し説明を加えると、

将棋には従来からあった7つのタイトル戦に加え、

2017年から新たに叡王戦が加わり、

8つのタイトル称号があります。

20年以上前に羽生善治九段が、

主要タイトル七冠を独占したことが、

大きな話題になったこともありました。

現在その八つのタイトルのうち、

棋聖、王将、棋王の3つのタイトルを保持し、

現役最強とも言われる渡辺三冠にたいし、

高校生天才棋士として将棋界に旋風を巻き起こしている、

藤井聡太七段との対局ともなれば、

俄然熱戦が期待されました。

そして大方の予想通りの大接戦の末

藤井七段が序盤に優位な状況を作るも、

渡辺三冠の驚異的な粘りで最後は王手に次ぐ王手、

それを紙一重のところで交わしながら、

最後は見事な手で藤井七段が勝利を収めました。

彼の恐ろしいまでの記憶力と終盤の読みの速さは、

往年の大山十五世名人や羽生善治九段に、

勝るとも劣らない、

歴史に名を残す棋士になると確信するに値する、

そんなことを思わせる対局でした。

これであと2勝すれば藤井聡太七段は初タイトルとなります。

ますます彼から目が離せません。





  


Posted by 立志塾  at 00:30金田


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