2017年09月25日

読み解く力 〔中村〕

 略して“読解力”。あまりに使い古された言葉ですが、


 この読解力が無いがために、定期テストで国語が足を引っ張っている子が少なくないのが現状です。


 一昨日の中日新聞にこんな記事が掲載されました。



 この記事には、


 「基礎的読解力と進学できる高校の偏差値には、強い相関があった」とか、


 「中学卒業までの読解力が将来に影響する」とまで書かれています。





 私は常々、生徒たちには“読むことは考えること”と言い続けています。


 ただ字面を目でなぞっているだけでは“読”だけでしかなく、考えることで“解”にまでたどり着くのだと。


 物語文であれば、登場人物の表情や、場所の様子やその色まで頭に浮かぶほどであるか。


 説明文であれば、筆者の主張とその理由を理解し、自分なりに賛否を抱いているか。


 そもそも、私たちは考えるとき、結局は頭の中で言葉にしているのですから、そこで国語力がものを言うのは疑いの余地が無いはずです。

 



 読解力は一朝一夕で手に入れられるものではありません。


 「本が嫌い」とか「読むのが苦手」とか「面倒臭い」なんて言っている子は、その時点で逃げています。そうなってしまった自分に原因があるという現実から目を背けています。


 役に立たないゲームやテレビの時間を減らせばいいだけのことです。


 家庭内での読書量を増やすこと。


 自分にとって意味が不明瞭な言葉に出会ったら、瞬間的に辞書で調べる癖をつけること。


 そしてよく考えること。


 そしてそして、そこまでしないと読解力が身に付かないことを忘れないことです。





 みんなの将来を思えば思うほど、私は心の底からそう思うのです。  


Posted by 立志塾  at 00:02中村