2015年07月11日

なでしこジャパン[金田]

先日まで熱戦が繰り広げられた女子のW杯。

惜しくも日本代表は決勝で敗れ、結果は準優勝だったのはご存知のことでしょう。

10年の前回W杯優勝、12年のロンドンオリンピックは銀メダル。

そして今回も準優勝と下馬評を覆す活躍ぶり。

初戦でFWの安藤選手を骨折で欠く苦しい布陣ながら若手の岩渕選手の台頭などもあり

きっちり結果を残すことができました。

もちろん勝った試合はどれも粘り強く戦い賞賛に値するものばかりでした。

しかし私は負けた決勝にこそ彼女たちの神髄を見た気がします。

開始早々の立て続けの失点。しかも明らかなミスも重なった最悪の雰囲気。

0-4になった時点で普通は誰もがあきらめか心が折れてしまうと思います。

しかしピッチにいる選手もベンチにいる控えの選手も全員が前を向いて逆転を信じていました。

実際、2-4になったときは

「もしかしたら…」

という空気が漂い始めましたから。

タイムアップの笛が鳴るまで彼女たちはその気持ちを切らすことなく戦いを終えました。

終わった直後に張りつめていた糸が切れたように泣きじゃくる何人かの選手の姿が

先ほどまでピッチに君臨していた戦士の姿とは対照的で、思わずこちらもこみ上げるものがありました。

それでも澤選手は一人ひとりに声をかけ、対戦相手とも握手を交わしていた姿は印象的でした。

伊達に20年以上もの間、日本女子サッカーを引っ張ってきたわけじゃないなと思わされました。

負けてなお評価される彼女たち。

ありきたりですが、最後まであきらめずに走り続けるひたむきな姿。

名誉ある敗者としての立派な振る舞い。

きっとこういったことも我々日本人の多くが共感しているのことだと思います。

これからのなでしこジャパンにも期待したいものですね。



さて、この土日は各地で中学生の夏の大会が実施されます。

これまでの成果を存分に発揮し、最後まであきらめない清々しい戦いを繰り広げてきてください。

応援しています!


  


Posted by 立志塾  at 01:40金田