2007年07月05日
みんなつらい。でも・・・〔塚越〕
中3生にとって過酷な日々が続いている。
“自分は頑張っている。でもつらい・・・” こんなことを感じる瞬間、あるだろう。
自分の過去だけが比較の対象になると“こんなに頑張っているのに・・・”という錯覚に陥る。その錯覚が逃げを生む。
正直、受験は甘くない。
いや、“第一志望に合格するための受験”は甘くない。
こんな生徒がいた。
部活の終了時間が午後7時近く。牛久保校は7時15分から授業がはじまる。でも、彼は一度も遅刻したことがない。絶対に5分前には座っていた。
一体どうしていたのか? 学校から立志に向かう間にコンビニのパンをかじりながらの移動。
駅伝に参加し、部活のキャプテン。この状態が7月ではなく、11月の途中まで続いた。他の生徒はとっくに部活は終了していた。くたくただったはずである。
彼はこのことを受験に合格してから私に話した。
“先生ね、自分で決めたことだから絶対に遅刻しないって決めてました。そして勉強も手を抜かないことも。”
こう言った。私は全く知らなかった。そして気づかなかった。
彼はつらい素振り一つ我々に見せなかった。
彼は今、時習館に通っている。
こんな生徒もいた。
彼はかなりひどいアトピー性皮膚炎だった。見ていてかわいそうだった。顔から足のつま先まで全身が炎症を起こしていた。どんなに病院に通ってもなかなか治らない。かゆくて、痛くて眠れない日々が続いた。
授業中にかゆいのを我慢している姿が痛々しかった。「いいよ、無理しなくても・・・」いつもそんな気持ちで見ていた。
でも、彼は部活も休まず通った。部活だけでなく、別の野球のチームにも所属していた。開放も練習が終わってから参加していた。日曜日の早朝から試合に参加し、終わり次第開放に直行。
彼は何事に関しても言い訳一つしなかった。
「アトピーを言い訳にはしたくない。」彼が何度かこの言葉を言ったことを覚えている。
そして、彼も今時習館に通っている。
こんな生徒も。
彼は乱舞(踊りのチーム)に参加していた。一度見れば分かる。どれだけ練習しているのだろう。とても素人とは思えない。
勿論、部活にも参加していた。
部活とは別に土日には乱舞の練習があった。振り付けまで彼が考えていた。何かと役を任されることが多く、大人たちを含めての謝恩会の企画まで担当していた。
踊りの大会は土曜日の実施が多かった。朝、5時くらいに集合して静岡やら和歌山まで行き、1日に5回も6回も踊り、バスで夜帰ってくる。この学年は土曜日は立志の日だった。2コマ目から参加することもあった。
でも、嫌な顔一つせずに授業に参加していた。目は疲れて腫れ上がっている。隠せない疲労が全身に現われていた。でも、一度も“疲れてる”と言ったことを聞いたことがない。後ろ向きの発言を一度もしたこともない。今でも会うたびに感謝の言葉を言ってくれる。
彼はいつも言っていた。“勉強と両立するのを条件として乱舞をやってます。だから言い訳するのは違うでしょ”
そして、彼も今時習館に通っている。
今、こんな生徒達がいる。
牛久保校には生徒会関係者が4名。牟呂校にも2名。
他の生徒にはない業務がたくさんあること、精神的にも大変であること分かる。
牛久保には交換留学生が4名。志願表を必死に書いたこと。面接の練習も大変だったこと。9月にキュパティーノ市(アメリカ)に行くまでの間、どれだけ他の生徒と比べて労力と時間を使うのか、知っている。今、キュパティーノから留学生が来てて、ホストファミリーとなり、その対応が大変なこと、知っている。
英語のスピーチコンテストに自主的に参加している生徒。その練習、大変なこと分かる。
部活以外のクラブチームでスポーツをしている生徒。大変なこと分かる。
英検準2級、漢検2級のチャレンジ、大変なことに決まっている。
でも、自学ノートしっかりやってきてるね。
宿題、チェックテスト合格してるね。
しっかりと顔を上げて真剣に授業に参加しているね。
“疲れた・・・”この言葉言わないね。
嫌な顔一つせずに頑張ってる姿を見せてくれるね。
大切なこと。それは“自分の過去とだけ比べないこと” すると、自然と弱音が出てくる。“こんなに頑張っているのに・・・”自分の過去と比べると、この言葉が出る。
強い意志、行動力。自分にもある、と信じること。
前述した、立志の先輩は特別でしょ・・・ そう思った瞬間に君は彼らには勝てない。そして、彼らと同じような同級生にも勝てない。
“自分は頑張っている。でもつらい・・・” こんなことを感じる瞬間、あるだろう。
自分の過去だけが比較の対象になると“こんなに頑張っているのに・・・”という錯覚に陥る。その錯覚が逃げを生む。
正直、受験は甘くない。
いや、“第一志望に合格するための受験”は甘くない。
こんな生徒がいた。
部活の終了時間が午後7時近く。牛久保校は7時15分から授業がはじまる。でも、彼は一度も遅刻したことがない。絶対に5分前には座っていた。
一体どうしていたのか? 学校から立志に向かう間にコンビニのパンをかじりながらの移動。
駅伝に参加し、部活のキャプテン。この状態が7月ではなく、11月の途中まで続いた。他の生徒はとっくに部活は終了していた。くたくただったはずである。
彼はこのことを受験に合格してから私に話した。
“先生ね、自分で決めたことだから絶対に遅刻しないって決めてました。そして勉強も手を抜かないことも。”
こう言った。私は全く知らなかった。そして気づかなかった。
彼はつらい素振り一つ我々に見せなかった。
彼は今、時習館に通っている。
こんな生徒もいた。
彼はかなりひどいアトピー性皮膚炎だった。見ていてかわいそうだった。顔から足のつま先まで全身が炎症を起こしていた。どんなに病院に通ってもなかなか治らない。かゆくて、痛くて眠れない日々が続いた。
授業中にかゆいのを我慢している姿が痛々しかった。「いいよ、無理しなくても・・・」いつもそんな気持ちで見ていた。
でも、彼は部活も休まず通った。部活だけでなく、別の野球のチームにも所属していた。開放も練習が終わってから参加していた。日曜日の早朝から試合に参加し、終わり次第開放に直行。
彼は何事に関しても言い訳一つしなかった。
「アトピーを言い訳にはしたくない。」彼が何度かこの言葉を言ったことを覚えている。
そして、彼も今時習館に通っている。
こんな生徒も。
彼は乱舞(踊りのチーム)に参加していた。一度見れば分かる。どれだけ練習しているのだろう。とても素人とは思えない。
勿論、部活にも参加していた。
部活とは別に土日には乱舞の練習があった。振り付けまで彼が考えていた。何かと役を任されることが多く、大人たちを含めての謝恩会の企画まで担当していた。
踊りの大会は土曜日の実施が多かった。朝、5時くらいに集合して静岡やら和歌山まで行き、1日に5回も6回も踊り、バスで夜帰ってくる。この学年は土曜日は立志の日だった。2コマ目から参加することもあった。
でも、嫌な顔一つせずに授業に参加していた。目は疲れて腫れ上がっている。隠せない疲労が全身に現われていた。でも、一度も“疲れてる”と言ったことを聞いたことがない。後ろ向きの発言を一度もしたこともない。今でも会うたびに感謝の言葉を言ってくれる。
彼はいつも言っていた。“勉強と両立するのを条件として乱舞をやってます。だから言い訳するのは違うでしょ”
そして、彼も今時習館に通っている。
今、こんな生徒達がいる。
牛久保校には生徒会関係者が4名。牟呂校にも2名。
他の生徒にはない業務がたくさんあること、精神的にも大変であること分かる。
牛久保には交換留学生が4名。志願表を必死に書いたこと。面接の練習も大変だったこと。9月にキュパティーノ市(アメリカ)に行くまでの間、どれだけ他の生徒と比べて労力と時間を使うのか、知っている。今、キュパティーノから留学生が来てて、ホストファミリーとなり、その対応が大変なこと、知っている。
英語のスピーチコンテストに自主的に参加している生徒。その練習、大変なこと分かる。
部活以外のクラブチームでスポーツをしている生徒。大変なこと分かる。
英検準2級、漢検2級のチャレンジ、大変なことに決まっている。
でも、自学ノートしっかりやってきてるね。
宿題、チェックテスト合格してるね。
しっかりと顔を上げて真剣に授業に参加しているね。
“疲れた・・・”この言葉言わないね。
嫌な顔一つせずに頑張ってる姿を見せてくれるね。
大切なこと。それは“自分の過去とだけ比べないこと” すると、自然と弱音が出てくる。“こんなに頑張っているのに・・・”自分の過去と比べると、この言葉が出る。
強い意志、行動力。自分にもある、と信じること。
前述した、立志の先輩は特別でしょ・・・ そう思った瞬間に君は彼らには勝てない。そして、彼らと同じような同級生にも勝てない。