2016年07月20日
東京から歩いて帰ってきたときのこと〔晃詳〕
もうひとつは、大学2年の頃、東京から歩いて帰ってきたときのこと。
前回のブログで書いたこの一文に、少しばかり反応をいただいたこともあり、
あの頃を思い出して書いてみようと思います。
気づけば早いものであれから24年が経過し、
ここらで何かに残しておかないと、私自身が思い出せなくなってしまう気もして。。
頑張って書いてみようと思います。
時折ですが、どうぞお付き合いください(笑)
◆ ◆
『一本の電話』
あの電話が全ての始まりだった。
1992(平成4)年、大学2年の夏。
東京の大学に進学していた友人から、家に電話があった。
まだケータイが世の中に普及してない頃である。
いついつに豊川に帰省するよ、なんて話をした後で、
多分私が聞いたのだと思う。
「で、どうやって帰ってくる?」
勿論その質問に対する答えは限られてくる。
新幹線か、東海道線か、夜行バスか。
だが、友人の答えは意外なものだった。
「歩いて帰るで」
びっくりした!!!!!
それは友人らしいギャグだった。
高校時代、友人と同じく、
国府高校というほぼ国道1号線沿いの学校に通っていた私は、
授業中、校舎の窓からよく1号線を眺めていた。
この1号線が東京を起点としているということは、知識としてもちろん知っていた。
でも、本当に東京とつながっているのだろうか?
1号線をずーーっと行けば、東京に行けるのだろうか??
そんなオボロゲな疑問も、合わせてずっと持っていた。
それから20分後。
ギャグはついにギャグではなくなった。
「ねぇ、本当に1号線を歩いてくればさ、豊川に帰ってこれるのかやぁ?」
決まった瞬間は、内心かなり興奮していたように思う。
そして私は電車で東京へ行き、
8月6日 朝8時15分、
友人と一緒に、彼の住んでいた東京都板橋区のアパートを出発した。

(つづく)
Posted by 立志塾
at 11:58
│晃詳