2009年08月25日

ドラマ 〔中村〕


昨日、阪神甲子園球場で開催されていた第91回全国高校野球選手権大会が閉幕した。

 みなさんご存じの通り、愛知代表の中京大中京高校が優勝。全国4041校の頂点に立った。
 監督さん曰く、“死に物狂い”の努力によってつかんだ栄光。関係者の皆さん、本当におめでとうございます。

 私は元高校球児だが、甲子園で優勝なんて凡人には理解し難い、また到達し難い次元である。中京大中京は高度な技術、戦術、選手起用、愛知県大会での圧倒的な強さをそのままに全国制覇を果たした。三回戦で対戦した長野日大高校のある選手は「(中京は)ランクが2つ上だと感じた」そうだ。

 
 昨夜(といっても今日未明)、帰宅後にNHKで決勝戦の再放送をしていたので、ついつい見入ってしまった。
 その中でも、9回表の日本文理高校の反撃は何と形容したらいいのだろう。2アウトランナーなしからの猛追。見ているこちらの体が金縛りになったように動かなかった。結果が分かっていながら、中京のピッチャーがどこにどんな球を投げても打たれるような絶望感に似た恐怖を感じた。サードが簡単なファールフライを捕球出来なかったのは、まさしく甲子園に棲む魔物の仕業である。

 そして、1点差に迫られて迎えた2アウト1、3塁。最後のバッターが放った痛烈な打球はサードの正面に......。

 その瞬間、勝利の女神がほほ笑んだのか、と思った。


 野球を見ていて、こんなにもしびれたのは久しぶりである。まさにドラマ。偽りのない、純真無垢な人間が生み出した奇跡であると思う。


 数々の感動をくれた高校球児のみんなに感謝。


 P.S. テレビを消したら、午前3時30分であった。ムムム....睡眠時間が。  


Posted by 立志塾  at 13:12中村