2009年11月20日

あれから5年 パート③[金田]

あれから5年…といっても牟呂校のスタートは年の明けた1月からだった。
よって、12月は、塚越先生同様牛久保校の授業の合間を縫って、牟呂の申込み者のご家庭を全て訪問させていただいた。

ある家庭では…
「先生の話をじっくり聞かせてくれ」とお父様直々におっしゃられ、つたない言葉で力説した。気づくと1時間以上経っており、その間ずっと正座だったため、しびれをきらして思いっきり転んでしまった。顔から火が出るほど恥ずかしかった。(実は未だにその時痛めた足首は痛い時がある…)

また、ある家庭では…
これまたお父様が出迎えてくれ、開口一番「先生も一杯飲むか!」と言われた。もちろん丁重にお断りさせていただいた。その後の話はとても白熱したものになり、思わず涙を流される場面もあった。そして最後に「先生にお任せするよ!」と力強くおっしゃっていただいた。

またまた、ある家庭では…
お母様と本人と話していると、以前の教え子である姉がお茶を運んでくれた。その時、机に置かれた立志塾のチラシを見た瞬間「塚越先生といっしょにやるんだ!絶対すごい塾になりそうじゃん!!いいなぁ。私も行きたい!」と言われた。その一言のおかげで、その場の雰囲気が一気に和んだ。うれしかった。

今となってはみんないい思い出。

忙しく家庭訪問をしていても、あいている時間はちょくちょくあり、一人だったので時間をつぶすのが大変だった。健康ランドの駐車場に車を停めて、物思いにふけったりした。
僕の場合は中村と少し違い、気分がいい時はきっとうまくいくと思えたが、落ち込んだ気持ちの時は、漠然とした不安が脳裏をかすめた。

それもまたいい思い出。



今、また同じことをやれと言われたらできるだろうか。と思えるくらいあの時は純粋に情熱の炎を燃えたぎらせていた。そしてその炎を胸に日夜、飛び回っていた。きっと他の二人も同じ気持ちだったと思う。
我々3人の情熱の結集が立志塾で、それが短期間に有形無形のもの全ての細部に沁み渡っていくのが日々感じられた。このすばらしい時間こそ、自分の人生の中でもきっとクライマックスと言える期間だろう。

そして、さらに続く…
  


Posted by 立志塾  at 00:36金田


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