2009年06月27日
エコキャップ運動 〔中村〕

~これでも約80個~
みなさんは、「エコキャップ運動」なる活動をご存知だろうか?
ペットボトルのキャップを集めることで、世界中の人々の命や環境を守るというものである。
回収したキャップをリサイクル業者に売り、その売却益を慈善事業団体などへ寄付するという仕組みである。併せて焼却処分される量を減らし、CO2削減にも寄与するのだそうだ。
私自身何度か耳にしたことはあったが、その詳細を調べることもなければ行動に移したこともなかった。
要するに関心がなかったのである。
ところが、父親が会社でこの運動を始めたのでキャップを集めている、というのを聞き、協力できればという軽い気持ちで数日前から私も収集を開始した。
正直、私はどうも“地球環境を守ろう”とか“恵まれない人々に愛の手を”などというフレーズを伴う運動に懐疑的である。「本当に守れるのか?」「本当に救えるのか?」という疑念が拭い切れない。
地球環境が破壊(専ら取りざたされているのは温暖化)されたのは、日本を含む先進国の連中による森林の伐採や化石燃料の大量消費が主な原因である。地球上の一部の金持ちたちが、経済発展という名のもとに好き放題やった上で都合良くいい人ぶっているようで釈然としない。
“環境に優しい○○”と言ったって、“エアコンの設定温度は28℃に”と言ったって、その一方でメーカーはひとつでも多く売れるようにと躍起になっている。それで売れなきゃ“不況だ不況だ”と嘆き合う始末.....。
難しい問題である。こんな世の中になったのも、現代人が個々の幸福を求め、社会の発展を追求した成果であるのだから。少なくとも現在の私の生活、価値観、人生そのものはそんな土壌を礎として成り立っているのは間違いない。
私自身、車のハンドルを握らない日は殆ど無いし、車を運転しなかったとしても、大量のゴミを出している。CO2を排出しない日などない。
結局、末期ガン患者の僅かな余命を1、2ヵ月先に延ばそうとしているだけで、ガンを完全に削除することを主題としてはいない。
少し先延ばしにしたところで、やがて死は訪れる。だとしたら、この地球という星もやがて........。これは後ろ向きな考えだろうか???
兎にも角にも難しい問題だ。人間のエゴとエコは表裏一体である。
話をエコキャップ運動に戻そう。キャップを800個集めてポリオワクチン1人分(20円)になるのだそうだ。それは発展途上国の子供の命を救うことを意味する。
これまでゴミとしていたもので幼い命が助かるのなら、と罪滅ぼし的な思いを引きずりながらも、この行為を続けていこうと思う。
PS.“だったら、20円を募金すりゃいいじゃん!” そう思ったあなた、だったら募金してください。