2016年10月31日
Hello注意報 〔中村〕
中2国語で『平家物語』の学習が始まりました。
言わずと知れた、源平の合戦を描いた軍記物語です。
冒頭の“祇園精舎の鐘の声、諸行無常の~”の解説から歴史の復習まで、生徒たちが関心をもって取り組めるように、作品の時代背景や無常観に代表される仏教の理念まで話しました。
その中で、平家が滅亡に至った「壇ノ浦の戦い」の舞台は今の何県か、という質問をしたところ、生徒たちの表情が曇りました。
その時、ある生徒の口から発せられたのが「静岡」。
きっと、この子の頭の中では、富士山をバックに荒波にもまれながら、広大な海岸線の近くで源平の猛者たちが斬りつけ合っている光景が浮かんでいたのでしょう。
正解は山口県(下関市)です。やんわりと訂正してあげました。
私は、子供時分に、日本列島は島なので海上に“プカプカ”浮かんでいると信じていました。
だから、台風や波の強い日なんかにはどこか遠くへ流されて、、、、、アラスカ辺りまで漂流したらどうしよう、なんて独り心配したものです。
また、天気予報で『波浪注意報』と聞くと、どうしても陽気な外人さんが“Hello~”と呼びかけている光景が浮かんでしまい、何を注意するのだろうと、、、、、、、。
ここまでおバカなレベルでないにせよ、みなさんにも勘違い、というか正しくない思い込みを事実としてきた経験はおありでしょう。
誤った知識とは恐ろしいもので、それが更に新たな誤解の種となり、他人に対しても、文学などの作品鑑賞にしても、あらゆるニュースへの感じ方にしても、事実とは違うイメージが独り歩きしてしまうのですよね。
まあ、そんな個人の知識、想像力、意見が集まってこの世の中は動いているのだと言ってしまえばそれまでですが、、、、、、、。
教科書では「屋島の戦い」を取り上げます。さて、何県でしょう?
言わずと知れた、源平の合戦を描いた軍記物語です。
冒頭の“祇園精舎の鐘の声、諸行無常の~”の解説から歴史の復習まで、生徒たちが関心をもって取り組めるように、作品の時代背景や無常観に代表される仏教の理念まで話しました。
その中で、平家が滅亡に至った「壇ノ浦の戦い」の舞台は今の何県か、という質問をしたところ、生徒たちの表情が曇りました。
その時、ある生徒の口から発せられたのが「静岡」。
きっと、この子の頭の中では、富士山をバックに荒波にもまれながら、広大な海岸線の近くで源平の猛者たちが斬りつけ合っている光景が浮かんでいたのでしょう。
正解は山口県(下関市)です。やんわりと訂正してあげました。
私は、子供時分に、日本列島は島なので海上に“プカプカ”浮かんでいると信じていました。
だから、台風や波の強い日なんかにはどこか遠くへ流されて、、、、、アラスカ辺りまで漂流したらどうしよう、なんて独り心配したものです。
また、天気予報で『波浪注意報』と聞くと、どうしても陽気な外人さんが“Hello~”と呼びかけている光景が浮かんでしまい、何を注意するのだろうと、、、、、、、。
ここまでおバカなレベルでないにせよ、みなさんにも勘違い、というか正しくない思い込みを事実としてきた経験はおありでしょう。
誤った知識とは恐ろしいもので、それが更に新たな誤解の種となり、他人に対しても、文学などの作品鑑賞にしても、あらゆるニュースへの感じ方にしても、事実とは違うイメージが独り歩きしてしまうのですよね。
まあ、そんな個人の知識、想像力、意見が集まってこの世の中は動いているのだと言ってしまえばそれまでですが、、、、、、、。
教科書では「屋島の戦い」を取り上げます。さて、何県でしょう?
Posted by 立志塾
at 00:03
│中村