2016年04月13日
塚コン追試より〔晃詳〕
現在、中学生の立志生においては、
月初に行われた暗記コンクール(塚コン)において、各教科の基準点に満たなかった生徒を対象に、
それぞれ追試が行われています。
およそ9割の点数を取り、合格するまで続くため、
とにかく追試を残してしまっている生徒は、
夜11時近くまで、必死です。
まずは答えを覚え、とにかく合格したい。
採点をする立場として、
もちろん、その努力は認めるし、
「用語を知って、書ける」という点では、それはそれで意義のあることだと思います。
ただ本当のことを言うと、
それだけでは少し勿体無いようにも思うのです。
例えば、社会科ならば、
答えとなる「タイガ」とは、一体何か? (シベリアやカナダなど冷帯地域に広く分布する針葉樹林帯です)
「適地適作」とはどういうことなのか? (その土地の条件に最も合った作物を栽培すること。特にアメリカで見られます)
用語とその意味がきちんと結びついているかが大切で、
その積み重ねが、社会科の力となるからです。
気持ちは分からない訳ではないですが、
そこを焦らずに、
塚コンの追試を、みんな自身が、より意義あるものにしていって欲しいと思います。
ガンバロウ!!!
Posted by 立志塾
at 23:58
│晃詳