2012年04月16日
散ることのない桜 〔中村〕
4月の第2日曜日、私は朝早くから子供たちを連れてある場所へ向かった。
目的は、屋外での写真撮影。
幸いこの日は風が弱く、空には雲ひとつなかった。絶好の撮影日和である。
早朝を選んだのは、人出の多い時間帯を避けるためであった。
私はそこで撮った写真を、ある人のもとへ届けたかった。
それは、ずっと病院暮らしを続けている母方のおばあちゃんである。
おばあちゃんは、もう長い間自宅には戻っていない。
その自宅から目と鼻の先にあるのが、桜の名所として有名な豊橋の向山公園である。

私は、かつておばあちゃんが毎年目にしていた向山の桜を、病院で独り静かに余生を送る彼女に見せたい一心で車を走らせたという訳である。
これは、数日前から決めていたこと。
私の背中を押したのは、おばあちゃんを喜ばせたいという思いとは少し違う、しなければならないという強いものであった。
子供たちをモデルにして、数枚を撮影。その中から私が気に入ったものを写真屋でA4サイズにプリントしてもらい、木製のフレームに入れて、私の母からおばあちゃんへ届けてもらった。
病室のおばあちゃんは大層喜んでくれたそうだ。
この写真の満開の桜が、おばあちゃんの心の風景として永遠に咲き続けてゆくことを願っている。
目的は、屋外での写真撮影。
幸いこの日は風が弱く、空には雲ひとつなかった。絶好の撮影日和である。
早朝を選んだのは、人出の多い時間帯を避けるためであった。
私はそこで撮った写真を、ある人のもとへ届けたかった。
それは、ずっと病院暮らしを続けている母方のおばあちゃんである。
おばあちゃんは、もう長い間自宅には戻っていない。
その自宅から目と鼻の先にあるのが、桜の名所として有名な豊橋の向山公園である。

私は、かつておばあちゃんが毎年目にしていた向山の桜を、病院で独り静かに余生を送る彼女に見せたい一心で車を走らせたという訳である。
これは、数日前から決めていたこと。
私の背中を押したのは、おばあちゃんを喜ばせたいという思いとは少し違う、しなければならないという強いものであった。
子供たちをモデルにして、数枚を撮影。その中から私が気に入ったものを写真屋でA4サイズにプリントしてもらい、木製のフレームに入れて、私の母からおばあちゃんへ届けてもらった。
病室のおばあちゃんは大層喜んでくれたそうだ。
この写真の満開の桜が、おばあちゃんの心の風景として永遠に咲き続けてゆくことを願っている。

見ますよ(^〇^)
きれいです!♪