2005年09月14日
秋は夕暮れ

~街が赤く染まる~
「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。」
この文が何だか分かりますか?中3生の子だったら分かりますね。清少納言が書き残した『枕草子』の一節です。彼女は、秋の美しさは夕暮れどきにあると記しています。
先日の塚越先生同様、私も一年を通じて秋という季節が好きです。夏はどうしても暑さが先立ってしまい、物事を深く考えることを邪魔されてしまいますが、秋の涼しげな空気は、落ち着いて周りを見渡せる余裕を与えてくれるような気が(勝手に)します。
13日(火)の夕方、牛久保校で塚コンの追試の対応をしていたときのこと。ふと1号教室から西の空を見ると、そこには美しい夕焼けが広がっていました。思わず仕事の手を止めてしばらく見とれてしまいました(+_+)。歳のせいか、子供の頃は気にも留めなかった景色を美しいと感じることが多くなったような気がします。“美しいものを見せてもらった”そこで、すかさずデジカメでパチリ、とやった訳です(写真)。一般的に自然の恵みと言うと、旬の食べ物を表しますが、目で味わう美しい現象も自然の恵みですよね。
ところで皆さん、夕焼けはなぜ赤いのか知っていますか?ここからは理科の「光」の授業の番外編です。真っ昼間の太陽光線は垂直に近い角度で空気層に入ってくるため、薄い空気層を通るだけでよいのですが、夕方の太陽光線は斜めに空気層に入るため、昼間に比べて厚い空気層を通ってくることになります。すると、波長の短い青系統の光はひじょうに大きく散らばってしまうのに対して、赤系統の光はそんなに大きく散らばらずに、赤い色が地上に届くのです。これが、夕焼けが赤く見える理由です。
(選挙には行きましたが政治には疎い中村でした)
Posted by 立志塾
at 02:20
│中村