2005年10月27日
国宝へのいざない
先週は豊川南部中の中2生たちが、自然教室でお休みしていました。そして、今週は牟呂中の中2生たちが同じく自然教室のため、集団で長野県まで“プチ旅行”をしています。
先月は小6生のみんなが修学旅行に行って来ました。たくさんの思い出を作ることが出来たという点で有意義だったことでしょう。友達同士で外泊するという経験でさえ、新鮮であり、精神的に成長出来たと思います。
面白いもので、修学旅行から帰って来た小6の生徒たちに対し、「どこが一番良かった(印象に残ってる)?」と質問すると、多くの子の答えが「旅館!!」と返ってきます(ドーン)。清水寺とか金閣という答えを期待していた者としては、肩透かしをくらってしまう訳ですが、小6生に寺社仏閣巡りは魅力的ではないのですね。
確かに、私自身も小6時の修学旅行は、友達と一緒だったことに楽しさを感じていたものの、お寺の境内に踏み入ることには半ば無関心でした。その建築物や仏像のもつ歴史的背景を知らなければもっともな話です。
それでも、国の重要文化財や国宝に指定されているものを見て回ることは貴重な経験であることに違いありません。大人になって、ある程度の歴史を知識として身につけてから再び東大寺や清水寺を訪れることを、是非お勧めします。小学生時代とは異なり、精密な匠の技に心震わせ、激動の歴史を物語る我が国の遺産に身を置くことで、荘厳な気分になれること請け合いです。
さて、私のお勧めは、世界文化遺産に登録されている『古都京都の文化財』の一部である『比叡山延暦寺』(滋賀県・京都府)です。中学生諸君は歴史の授業で学習していますよね。私は今までに三度、この地を訪れています。
延暦寺は高野山・恐山とともに日本三大霊山の一つとされる比叡山に広大な寺域をもつ、言わずと知れた最澄(伝教大師)が開いた天台宗の総本山です。のちに新仏教の開祖となる法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、日蓮(日蓮宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)たちも若かりし頃には、この延暦寺で修行を積んだことで知られています。
とにかく、山全体がお寺な訳ですから、滅茶苦茶広いです。ここでは、一部のお勧めスポットを紹介します。

~根本中堂~

~不滅の法灯~
①根本中堂(国宝)
数ある仏堂の中でも最大のものであり、延暦寺を代表する建築物。内部に安置されている釣灯篭のともし火こそ、最澄の時代から1,200年間絶えることなく守られてきたという「不滅の法灯」です。

~浄土院~

~国宝殿~
②浄土院
最澄の御廟のある寺院で、山内で最も神聖な場所。最澄の遺骸が安置されているそうです。“十二年籠山行(12年間山を下りることなく仏の道を学ぶ)”という過酷な修行を積む僧がおり、最澄が今でも生きているかのように食事を捧げ、奉仕しているそうです(すごい!!)。
③国宝殿
近代的な建物です。様々な仏像や絵画、工芸品を収蔵展示しています。
いかがでしょう。私が寺社を訪れたり、仏像を鑑賞することが好きなのは意外に思われるかもしれませんね。私にしてみたら、都会の高層ビルや最新式のロボットよりも、これらの方がカッコ良く感じられるのです。
ある生徒(小6)から聞いた話ですが、学校の先生が授業中に「延暦寺は(昔、織田信長の焼き討ちに遭ったから)、今はないと思うよ」と言ったとか言わなかったとか....。本当だとしたら笑えないですね。
(高野山金剛峰寺にも行ったことのある中村でした)
先月は小6生のみんなが修学旅行に行って来ました。たくさんの思い出を作ることが出来たという点で有意義だったことでしょう。友達同士で外泊するという経験でさえ、新鮮であり、精神的に成長出来たと思います。
面白いもので、修学旅行から帰って来た小6の生徒たちに対し、「どこが一番良かった(印象に残ってる)?」と質問すると、多くの子の答えが「旅館!!」と返ってきます(ドーン)。清水寺とか金閣という答えを期待していた者としては、肩透かしをくらってしまう訳ですが、小6生に寺社仏閣巡りは魅力的ではないのですね。
確かに、私自身も小6時の修学旅行は、友達と一緒だったことに楽しさを感じていたものの、お寺の境内に踏み入ることには半ば無関心でした。その建築物や仏像のもつ歴史的背景を知らなければもっともな話です。
それでも、国の重要文化財や国宝に指定されているものを見て回ることは貴重な経験であることに違いありません。大人になって、ある程度の歴史を知識として身につけてから再び東大寺や清水寺を訪れることを、是非お勧めします。小学生時代とは異なり、精密な匠の技に心震わせ、激動の歴史を物語る我が国の遺産に身を置くことで、荘厳な気分になれること請け合いです。
さて、私のお勧めは、世界文化遺産に登録されている『古都京都の文化財』の一部である『比叡山延暦寺』(滋賀県・京都府)です。中学生諸君は歴史の授業で学習していますよね。私は今までに三度、この地を訪れています。
延暦寺は高野山・恐山とともに日本三大霊山の一つとされる比叡山に広大な寺域をもつ、言わずと知れた最澄(伝教大師)が開いた天台宗の総本山です。のちに新仏教の開祖となる法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、日蓮(日蓮宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)たちも若かりし頃には、この延暦寺で修行を積んだことで知られています。
とにかく、山全体がお寺な訳ですから、滅茶苦茶広いです。ここでは、一部のお勧めスポットを紹介します。

~根本中堂~

~不滅の法灯~
①根本中堂(国宝)
数ある仏堂の中でも最大のものであり、延暦寺を代表する建築物。内部に安置されている釣灯篭のともし火こそ、最澄の時代から1,200年間絶えることなく守られてきたという「不滅の法灯」です。

~浄土院~

~国宝殿~
②浄土院
最澄の御廟のある寺院で、山内で最も神聖な場所。最澄の遺骸が安置されているそうです。“十二年籠山行(12年間山を下りることなく仏の道を学ぶ)”という過酷な修行を積む僧がおり、最澄が今でも生きているかのように食事を捧げ、奉仕しているそうです(すごい!!)。
③国宝殿
近代的な建物です。様々な仏像や絵画、工芸品を収蔵展示しています。
いかがでしょう。私が寺社を訪れたり、仏像を鑑賞することが好きなのは意外に思われるかもしれませんね。私にしてみたら、都会の高層ビルや最新式のロボットよりも、これらの方がカッコ良く感じられるのです。
ある生徒(小6)から聞いた話ですが、学校の先生が授業中に「延暦寺は(昔、織田信長の焼き討ちに遭ったから)、今はないと思うよ」と言ったとか言わなかったとか....。本当だとしたら笑えないですね。
(高野山金剛峰寺にも行ったことのある中村でした)
Posted by 立志塾
at 00:43
│中村