2019年12月17日
今年の漢字 〔中村〕
先日、漢検協会からFAXが。

今年の漢字。
これが漢検協会によるキャンペーンであることを皆さんはご存じでしょうか。
世相を一字で表すには無理がある、ということを承知の上でやられているのでしょうが、
漢検協会には申し訳ないのですが、いつも私は一瞬“へぇ”と思って終わり。。。。。
清水寺の貫主が揮毫し、大々的な発表をされるのですが、京都を代表する古刹がパフォーマンスの舞台になっているようで、何だか気持ちが晴れないです。
今年は「令」、、、、、寄せに(1位を当てに)いってる感満載だ。。。。一般公募によるものですから致し方ないですね。
それでも、これが漢字学習意欲向上の一助となればいいのですが。
どうも正当な意義が見えてこないのです。
目まぐるしく事件が勃発し、いろんなことがあり過ぎる激動の昨今、
やっぱり、一年を一字で表すのには無理が、、、、ということで、
いっその事、「今月の漢字×12回」くらい細かく発表していった方が、もう少し世間の関心を得て、漢字に対する興味を抱かせることができるような気がします。
その際には、変にこじつけず、あえて誰も知らないような難しい漢字(読み、意味、由来など)であってほしい、
漢字という文字のもつ奥深さ、日本語の可能性を感じさせてくれるほどであってほしい、と切に思うのです。
『令』(レイ・リョウ/いいつけ・おさ・よい)
①いいつける。命じる。いいつけ。 ②のり。きまり。おきて。 ③おさ。長官。 ④よい。りっぱな。 ⑤他人の親族に対する敬称。
Posted by 立志塾
at 00:03
│中村