2018年07月17日

フランス〔塚越〕

優勝しましたね。


何か書かないと私のワールドカップが終わらない…(笑)


少し長くなりそうです。




“ 32カ国中、平均年齢が31位の若きスター軍団の快進撃 ”


“ 現役と監督でワールドカップを2度制覇したデシャン ”


“ 賛否両論分かれた超現実的戦術 ”


で、


“ 神童エムバペの衝撃的世界デビュー ”





話題は尽きないが、





フランスのワールドカップと言えば、98年に遡らずにはいられない。


決してサッカー大国とは呼べなかったフランスを世界の頂点に導いたのは、


当時のデシャンのキャプテンシーも確かに素晴らしかったが、、


主役はやはり


ジダンだった。





決勝でブラジルを圧倒したあの2発のヘディングは神童どころではなく、


フランス国民にとっては神そのものの如くに映ったことであろう。


アルジェリア系の移民がフランスの英雄へ。


なんとも不思議ではあったが、サッカーの力を感じざるを得ない瞬間であった。






2002年の日韓大会では、すっかり超本命となったフランス。


“ 2連覇間違いなし! ”


“ ジダンの時代の到来! ”


こんな見出しが溢れていた。



が、


ジダンはケガで出場できなかった…





私はジダンを見たくてフランス対セネガル戦のチケットを買って、


韓国まで行った。


しかも、金田と二人で(笑)


ジダンのいないフランスはバラバラで、


あっさりと予選を敗退した。






で、2006年。


ジダンは代表を引退していた。


フランスは本大会の出場すら危うくなり、


ヨーロッパ予選の終盤に困り果てた上で、


ジダンに代表復帰を懇願した。





フランスサッカー協会だけでなく、


当時のシラク大統領まで、ジダンに懇願した。


私もジダンの復帰を切に願った一人だった…




で、


復帰した、


サッカーは11人で行うスポーツである。


個の力には限界があるスポーツである。


実際、メッシもロナウドも個の力でチームを変えることはできなかった。




が、



ジダンはフランスを蘇らせた。


彼が中盤に入っただけで、フランスは全く別のチームに変貌し、躍動し始めた。


世界中のメディアは、


“タクトを振るコンダクターの如きだ”。 と絶賛し、


実際、当時フォワードだったアンリは


「神が戻ってきた。」と形容した。





フランスは決勝トーナメントでスペイン、ブラジル、ポルトガルを次々と撃破


で、


あの決勝のイタリア戦で悲劇が起こった。


頭突き事件である…





ラ・マルセイエーズを決して歌わなかったフランスの英雄は


アルジェリアを侮辱した発言を決して許さなかった。


フランスの英雄の心の奥底には、あくまでも自分のルーツが残っていた。





で、




エムバペ。


今回のフランスを救ったのは若干19歳の彼であることに議論の余地はないであろう。


彼の母親もまた、アルジェリア出身である。






かつての植民地から次々と英雄が現れるフランス


かつての植民地からのテロが終わらないフランス


あまりにもはっきりとと際立つ、光と影。






私はフランスの優勝が嬉しくてたまらない一人である。






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