2018年02月24日

古い水夫と新しい水夫[金田]

14期生の授業が大詰めです。

それぞれの進路に向けてまさに全力疾走中です。

そして、新しい船出の時がやってきます。

吉田拓郎のデビュー曲、イメージの詩の一節に

「古い船には新しい水夫が乗り込んでいくだろう。

古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう。

なぜなら古い船も新しい船のように新しい海へ出る

古い水夫は知っているのさ新しい海の怖さを」

とあります。

自分が若い頃にはこれを聞いて、

新しい時代を切り拓く情熱と重ね合わせて

心を奮い立たせていたものでした。

そして、気持ちのどこができっと、

歳を重ねることに抗っていたのだと思います。

かつて勤めていた会社で多くの社員の方の前で

スピーチをする機会をいただいたとき、

「古い船を動かす新しい水夫になります」

などと思い出すも恥ずかしい

ただただ青臭い記憶が蘇ります。

それでも何かを変えたくて、

何かを成し遂げたくて、

強者揃いの諸先輩方に少しでも追いつきたくて、

大風呂敷を広げて自分を精一杯追い込んだ

今思えばそんなつもりだったのでしょう。

立志を巣立っていく生徒たちにも

若いからこそ許されること、

若いからこそ挑戦できること、

自分だからこそできること、

そんな熱い気持ちを持てる若者になって

いつか報告に来てもらいたいものです!

私はと言えば、

古株の頑固な水夫として、

自分の目の黒いうちは、

卒業生にやすやすと乗り越えさせないように、

往生際悪く、日々新しい海へ出る気持ちを

ずっと持ち続けていきたいと思います。

あちこちガタはきてるけど

まだまだ若いもんには負けないぜ!!笑

古い水夫と新しい水夫[金田]

まずは後2週間、がんばろう!!


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Posted by 立志塾  at 01:48 │金田