2015年03月04日

いぶりがっこ〔晃詳〕



地理の教科書 「東北地方」の単元で、

「いぶりがっこ」という言葉が出てきました。



今の中2生の多くのみんなは、先日の学年末テストの範囲として勉強したところでもありますね。

こんなくだりです。




秋田県で見られるいぶりがっこは、

囲炉裏の上にだいこんをつるし、けむりでいぶしたものを、米ぬかや塩でつけたものです。

雪が多いため、日光や風で乾燥させることが難しかったことから、囲炉裏を使用したといわれています。

囲炉裏が減った現在でも、秋田県の伝統的な食文化の一つとして、人々に親しまれています。


~(2012)新しい社会地理 東京書籍より引用~




正直私は、この教科書を読んで、初めて「いぶりがっこ」というものの存在を知りました(笑)

それ以来、ずっと気になっていたんです。



いぶりがっこって、どんな味なんだろう。

いぶりがっこって、どんな味なんだろう。

いぶりがっこって、どんな味なんだろう。。





念願かなって、この前の日曜日に、

豊川市内のとあるお店で、

遂に食することが出来ました。




 






口にしてみると、


「あーー、なるほどね~!!!」





なかなか上手くは言えないのですが、

この味をあえて言葉にするならば、



大根(たぶん)をいぶしてあるんです。


で、それを漬物にしたような味って、



あまりにも教科書のままですね(苦笑)





でも、少しクセになりそうな、その独特の風味が、

とても美味しかったんです。


大満足でした!!!





主に気候と、かつての交通の便との関係もあり、


秋田県には、ほかにも、

「きりたんぽ」や「なまはげ」などなど、


秋田県ならではのものって、多いですね。



これらもまた、すごく気になります。





だから、少しずつではあっても、


そういう自分の知らないものに触れていきたいなぁと、思ってます。






~なまはげ~







新年度が始まりました。


担当する新学年の授業においても、


そういう社会科のおもしろさを、伝えていきたいと思います。



  


Posted by 立志塾  at 11:58晃詳